30代の身体のファクトと
気をつけるべきこと

変わりはじめる体型や体質を意識する

年齢と共に基礎代謝は落ちていきます。身体が必要とするエネルギー量は減り、脂肪が蓄積される一方で、筋肉量は減っていきます。HIVそのものも代謝の変化に影響をおよぼし、心臓病のリスクを高めることがあります。食事や運動といった生活習慣の改善は、これらのリスクを減らすのに役立ちます。気になることがあれば、主治医に相談してください。

インフルエンザの予防接種を毎年受ける

HIVに感染している人は、インフルエンザにかかると重症化したり、重篤な合併症を起こしたりする危険があるため、ワクチンの接種を強くお勧めします。予防接種については、毎年主治医に相談してください。

喫煙者は禁煙を検討する

喫煙は、最大かつ回避可能な健康リスクです。特にHIVに感染している人は、たばこを吸うと年齢とともに早期死亡リスクが高まるため、禁煙を検討しましょう。主治医のアドバイスを受けることもできます。

HIVと肺の健康の関係については、“HIVと肺の健康状態”のページをご覧ください。

バランスのいい食事を心がける

男性の中には、HIV治療に関連してリポジストロフィーと呼ばれる体脂肪の分布異常 (手足や顔の脂肪が減り、腹囲の脂肪増えること) がみられる人もいます。栄養バランスのよい食事を心がけ、定期的に運動することが大切です。果物、全粒穀物、野菜、良質なたんぱく質、乳製品が豊富な食事をとりましょう。

HIV感染者でも妊娠を望めます

女性がHIVに感染していても、HIVを含めた健康管理がきちんとされていれば、安全な妊娠、出産を望むことができます。HIVをきちんと治療し、ウイルス量が検出できないレベルまで抑えられていれば、母子感染リスクも大幅に減らすことができるため、もし妊娠を望んでいるならば、事前に主治医と話し合うことが大切です。最適な治療を提供し、安全に妊娠、出産を迎えるために最善を尽くしてくれるでしょう。