動画「あなたのHIV診察のために」
HIV診察時の悩みを医師に伝えられていますか?
動画シリーズ「あなたのHIV診察のために」では、HIV陽性者の方が抱える診察時のお悩みに対して、具体的なコミュニケーションの取り方を、ドラマ形式でわかりやすく紹介しています。
ぜひ、本動画をあなたのHIV診察にお役立てください。
取材協力:
community center ZEL
様
■監修
東京医科大学八王子医療センター
感染症科 教授
HIV診療において、陽性者と医師との対話は重要です。しかし、ある調査1)によれば、医師に要望を伝えられなかった経験があると回答した陽性者は77.3%にのぼり、多くの陽性者が医師とのコミュニケーションに課題を抱えています。
この動画では、HIV陽性者の方が抱えがちな「医師への話しにくさ」や「忙しそうな医師への遠慮」といった気持ちに寄り添い、診察時のコミュニケーションを円滑にするためのヒントをドラマ形式で分かりやすく紹介しています。
私たち医師は、皆さんからの積極的な相談を歓迎しており、対話を通じて一人ひとりのライフスタイルに合った最適な治療をともに考えていきたいと願っています。この動画が、皆さんのより良い治療につながるきっかけになれば幸いです。
1)抗HIV療法意識・経験調査研究委員会.「HIV陽性者の抗HIV療法に対する意識・経験調査」調査研究結果報告. (株)アクセライト. 2024. https://survey3129.acsurvey.jp/(2025年10月31閲覧)
本調査はギリアド・サイエンシズ社より支援を受けています。
薬の飲み忘れ、どうやって相談する?
HIV陽性者が感じている治療でのお悩みのひとつに「薬の飲み忘れ」があるのではないでしょうか。しかし、医師に相談することをためらう方も少なくありません。そんなときは、看護師や薬剤師など、他の職種に相談してみませんか。この動画では、薬の飲み忘れの悩みを抱える陽性者が、看護師の協力を得て、医師とのより良い対話に繋がるまでを描いています。薬の飲み忘れに限らず、何か相談があるときはこの動画のケースのように他の職種に相談してみましょう。ぜひ動画をご覧ください。
新しい治療について、相談していい?
現在の治療が順調でも、いまのライフスタイルに合った治療にしたいと考えるのは自然なことです。この動画では、薬の携帯に不便を感じていた陽性者が医師に相談する様子を描いています。医師と陽性者のちょっとした思い込みが対話を妨げることもあることなど、コミュニケーションの齟齬が生じやすい状況も紹介していますので、ぜひ動画をご覧ください。
読んでみて気になったことはありましたか?